コラム

 公開日: 2015-08-21 

こんなじだいだからこそ鍼灸

今の時代、世の中には様々な情報がありふれていますね。
そして、それぞれの情報には様々な理論・理屈・理由があります
そんな時代ですので鍼灸についても数多くの研究がなされ、様々な理論・理屈・理由があります。
ですが、ここでは説明しません。

それはなぜか?
答えは簡単です。
これだけ多くの研究がなされているにもかかわらず、実際のところ全てはわかっていないからです。
決定的エビデンス(証拠、根拠)はないということです。

なぜそんなことを公の場で言うのか?
これも答えは簡単です。
嘘はつきたくないからです。
今の情報はすべてがわかっているような見せ方でありふれていますが、鍼灸は他の理論とちがってわからないことをはっきりさせています。
わからないことを決して悪と捉えないのです。
すべてがわかるということは不自然です。
すべてはわからないということが自然なのです。
ですので、鍼灸理論は別名自然学とも言われていますが、それは自然と同じですべてを解明することは不可能と考えるからです。

ではなぜ鍼灸は効果があるのか?
実際に結果が伴うからです。
効果を生理科学で説明することは難しいでしょう。
そして今後も解明されることは難しいと私は考えます。
例えば、同じような症状でも患者様によって言っていることが真逆であったりします。
ですが、結果が伴います。
こういった結果や個人差、治療する側の技量を考えると、鍼灸の効果を一概に説明することは不可能です。
理論から結果がでるのではなく、結果から理論・理屈・理由を組み立てていきます。
ここで一言お断りさせていただきますが、決して鍼灸が最も優れた治療方法ということではないということをご理解ください。
施術効果には個人差がありますので、効果的と感じた方々を診て、肯定的に理論・理屈・理由を組み立てていった場合、鍼灸で施術効果があったと解釈しています。

西洋は理論を統一させようという考えから社会学的と呼ばれていますが、鍼灸は統一しない、もしくは統一させることは不可能と考えるため個人学的と呼ばれています。
ですので鍼灸の効果について知りたい場合は、その施術者それぞれの理論・理屈・理由があるため実際に相談もしくは診てもらい、説明を聞いてみることをお勧めします。

そんな理由ありなの?と思う方もいらっしゃるかと思いますが現代では、WHOも現在決定的なエビデンスが無いものでも認めてきています。
ある程度有効性があれば認めるべきという時代なのです。
以前、虫垂炎(別名盲腸)になった方が摘出手術を受けていたのはご存知でしょうか?
現代ではお薬で散らして様子を見ます。
なぜ以前は摘出していたものが現代では摘出しないのでしょうか?
以前は解明されていなかった大切な役割があることがわかったからです。
その当時は体に必要のないものと言われていましたので簡単にとっちゃってたんです。
当時はわかっていないのもでも現在では役割がちゃんとあるんです。
医学は日々進歩していますので、現在が最も正しいのではなく長い目で見た場合、将来のほうが正しいこともあるのです。
こういった今までの医学の歴史から、時代とともに進歩していく理論・理屈・理由にばかり注目するのではなく、実際になぜ効果があるのか説明がつかない治療方法でも、一定の決まりをつくりその範囲内であれば有効性を認めていくべきといった考え方が世界保健機関で推進されてきているのです。

お薬が効かないなんてことは日常茶飯事です。だからといってお薬が悪いわけではなく、効かない方は別の方法を試してみるといった医療の流れがアメリカでは主流になってきています。
その証拠に日本ではあまり見られない統合医療施設が増えています。
簡単にいうと、総合クリニックのなかに鍼灸科やカイロプラティック科、気功科といった様々な治療方法の科があり、内科や外科等のドクターと連携をとって治療をしているんです。
日本ではなかなかこんな統合クリニックはできてこないですね。
でもアメリカではなぜそんなことができてしまうのか?
それは、患者がよくなればいいからです。
しがらみがなく治療する側の方向性が一緒なんだとおもいます。
苦しんでいる方がよくなればいいのです。
そのためには様々な治療方法を受けられる施設ができることは自然ではないでしょうか。
WHOが推奨しているように、決定的なエビデンスが無いにもかかわらず効果がみられることもあるのです。
逆に決定的なエビデンスがあるにもかかわらず効果がみられないこともあるのです。

こんな時代だからこそどちらの方法が良いとか悪いとか決めるのではなく
解明できないことも認め、患者側の気持ちを考えて医療や治療方法が発展していくことを切に願います。

私自身、他ではあきらめられていた症状を患っていましたが、鍼灸で治していただいたように、他で改善がみられなかった患者様の力になれればと思っています。

まとまりのない文章で申し訳ありませんが、これからも私なりに『不妊・慢性疾患の悩みを鍼灸で手助けするプロ』

として皆さまに解りやすくお伝えしていきます(^_-)-☆

最後まで読んでいただきありがとうございました<m(__)m>

はり・きゅうHARUリラクゼーション
池原 陽一郎
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